聖母宮御神像25年に一度の御開帳

聖母宮式年大祭

皆様方には、平素より当宮に対しまして、懇篤なる御心をお寄せいただいております事、衷心より御礼申し上げます。

 当宮の摂社、「聖母宮(しょうもぐう)」にお祀りされる神功皇后(じんぐうこうごう)は、八幡大神と崇められる應神天皇(おうじんてんのう)の母神様で、別称「息長足姫命(おきながたらしひめのみこと)」とも申し上げ、第十四代 仲哀天皇の皇后です。

 仲哀天皇が熊襲征伐の砌、香椎の地で崩御された後、女性の御身で丈夫(ますらお)の装いをされて朝鮮半島に渡られ、国威を大いに輝かされました。

 当宮で應神天皇を安産にて御出産されたのは、三十一歳であったと伝えられております。その後、幼帝の應神天皇を扶け、永く天皇に代わって政治を司り、大陸の文化を吸収されました。

 この聖母宮に奉安されております神功皇后の御姿を拝した「聖母宮御神像」は、室町末期の作と伝えられ、総高一五一糎、国内唯一の脱活乾漆造の御神像で、昭和三十五年に福岡県指定民俗資料として文化財指定を受けております。

 来る、平成三十年は、二十五年に一度、聖母宮の御扉をお開きして、御神体である「聖母宮御神像」を拝する、「聖母宮式年大祭」のおめでたい年に当たることから、数年前より記念事業として、老朽化している御本殿の御屋根葺き替えと聖母宮の大規模修理等を計画して参りました。

 ここに式年大祭に際しまして、皆様方の御理解・御賛同をいただき、格別の御奉賛を賜りますよう宜しくお願い申し上げます。

 平成二十九年

奉賛会長 安川  博
総代会長 村山 敏男
宮  司 伊藤 佳和

修理の概要

宇美八幡宮 本殿
宇美八幡宮 御本殿
五間社 入母屋造(いりもやづくり)正面一間向拝付
建坪19.98坪
明治19年(1886) 御改築
【 修理概要 】
檜皮(ひわだ)御葺屋根葺き替え修理
境内末社 聖母宮(皇后神社)
境内摂社 聖母宮(神功皇后社)
三間社 流造(ながれづくり)
建坪 6.43坪
宝永3年(1706) 筑前國主 黒田綱政 寄進に依る
【 修理概要 】
檜皮(ひわだ)御葺屋根葺き替えを含む大規模修理

御葺屋根葺き替え修理の進捗など、聖母宮式年大祭記念事業の活動は、
ブログ:「聖母宮式年大祭に向けて」内にて、随時ご報告しております。是非御覧ください。

総事業費

約参億円 (御本殿御屋根葺き替え・聖母宮解体御修理ほか付帯工事一式)

御奉賛の方法

壱萬円以上の御奉賛につきましては、
芳名板に揮毫・掲示させていただきます。

当宮での受付
社務所へお申し出いただき、申込書に必要事項をご記入していただきます。
または、申込書をあらかじめダウンロード・印刷していただき、必要事項をご記入の上、神社へご持参くださいませ。
振込での受付
口座振込でのお申し込みも受け付けしております。
ゆうちょ銀行振込口座番号:01720-6-148884:宇美八幡宮

奉賛者待遇

御芳名は奉賛名簿に記載し、修復を終えた御本殿にお納め致します。

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